王者ドミニク・クルーズ:甘く見てはいないが、フェイバーにとって「酷い夜になる」

Champ Dominick Cruz not looking past Urijah Faber, but sees 'very rough night' ahead for foe

By: Fernanda Prates | June 1, 2016

ドミニク・クルーズの辛い負傷続きの道のりは皆が知るところだ。ほぼ4年間、クルーズ関連の話題は、状況が良くなりそうな時にまた別の不運が起きる「一連の不運な出来事」についてだった。

ようやくその内容が変わる。クルーズの苦悩の物語は、T.J. ディラショーからベルトを奪還するという寓話のような希望のある復活の物語になった。そして、物語の新章は、また新たにファンの喜ぶようなプロットに変わる。ユライヤ・フェイバーとの長きにわたるライバル関係だ。

彼をとりまくそういったストーリーが展開される一方、UFCバンタム級王者が一つ学んだことは、その展開をコントロールしようとするのは無意味だということだ。物語は全て彼が書くものではない、ということ学んだという。

フェイバー(MMA通算33勝8敗、UFC9勝4敗)との防衛戦に備えるクルーズ(MMA通算21勝1敗、UFC4勝0敗)はMMAjunkieに語った。

「どんなに望んでも試合ができなくて、ベルトを剥奪されて、前十字靭帯を3度断裂してそのあと四頭筋を負傷したんだ。こんなことが起きて俺は自分の人生を全くコントロールできなかった。」

「そこからたくさんのことを学んだ。本当に多くを学んだんだ。世界の95パーセントの人間にとっての一番大きな中毒はコントロールだ。つまり物事をコントロールしたいと考えているんだ。コントロールできないことを諦めると、そこに幸福があって、今を生きることができるようになる。いつもそこを目指しているよ。」

コントロール、正しく言えばコントロールしないこと、それがファイターとしてのキャリアやそれに関連する全てに対する現在のドミニクの態度のようだ。インタビューにどう答えるかはコントロールできるが、最終的にその回答のどの部分が使われて公になるかは選べない。同じように、トレーニングや準備方法はコントロールできるが、勝利できるかどうかはケージで対戦する相手次第でもある。

そのため、今は、一番大事なことにエネルギーを使うようにしているという。

「俺が出来ることは一つ一つの事に準備をすることだ。今はフェイバーとの5ラウンドのタイトル戦が控えている。12週間のキャンプをした。トレーニングのセッションを一度も欠かさなかったし、練習を途中でやめることも一度もなかった。その間に全てのリハビリもした。良いものを食べて、良い水を飲んだ。」

「コントロールできること、うまくできること、その全てやった。それでどうなるかっていうと、俺が望む結果になる可能性が高まるっていうことなんだ。俺がコントロールできるのはそれだけ。この状況で出来ることを一つ残らず全てやったと心の底から思えるんだから、決して失望することもないよ。」

今回王者は、一連の酷い怪我のために一度手放すことになったベルトの初防衛戦をする。挑戦者は過去に2度対峙している長年の敵フェイバーで、これまでの結果は1勝1敗。

135ポンドのベルトをかけた遺恨マッチはUFC 199のコメイン・イベントに予定されている。今週土曜日、カリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムで開催。

バンタム級の両者の不仲は、2007年に二人が初めて出会ってからというもの大々的に放送されている。しかし、クルーズ『ファイター』は対戦相手の欠点を遠慮なく指摘する一方で、クルーズ『アナリスト』はいくぶん良い(かもしれない?)意見もあるようだ。

「タイトル戦の経験がある人間をなめてはいけない。彼のスタイルは5ラウンド戦える。彼の一番の強みだ。ケージでフィニッシュされないで戦い抜く方法を分かってる。彼は、フィニッシュされない限り、一発をもってる。だからフィニッシュされないようにしながら、相手をフィニッシュすることを狙ってるんだ。でも、それゆえに彼は判定で何度も負けるんだよ。決定打を打って、コンビネーションを使って、いろいろ織り交ぜて、そうやって試合に勝つって方法を分かっていないんだ。」

「だから、彼は後ろに下がって、ダメージを最小限に抑えながら、でかいの一発でフィニッシュを狙って、単発で強打を放つんだ。試合が終わるまで危険な男ではあるね。フィニッシュされないようにしながら、いつもそのでかい一発を狙ってるから。」

「彼はいつも倒されないだけで、それだけだよ。猫を角に追い込むようなもので、危険は常にあるよ。そこは尊敬するよ。フェイバーを舐めてかかるつもりはない。だからベストの俺をみることになるよ。」

アナリストとしてのクルーズも、試合予想になると、どうしてもファイターの部分が顔を出し、フェイバーにとって「酷い夜」になると予想する。そして、これまでの練習と10年を超える戦いのキャリアで培った本能だけを信じると語る。

「自分が望む結果になるよう、その可能性を高めるために全てのことをした。全ての矢は正しい方向に向いている。ここまできたら、あとは信念をもって、自分の能力を信じて、本能に支配させるんだ。自分の本能を信じている。土曜の夜は強い俺をみることになるよ。」

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