ヘンゾ・グレイシー:タップしないことは対戦相手への敬意

http://www.mmafighting.com/2016/6/12/11341242/renzo-gracie-its-a-compliment-to-your-opponent-if-you-dont-tap

By Danny Segura @DannySeguraTV on Jun 12, 2016

裸締め。ネイト・ディアスとミーシャ・テイトがそれぞれUFC 196で勝利した際に使った技だ。ディアスとテイトは同様のテクニックを使ったが、その対戦相手は異なる反応をした。一人はタップし、もう一人はしなかった。

大会後、テイトの対戦相手ホーリー・ホルムは、タップせずに最後の最後まで戦い、そして意識を失ったことで、ファンからの賞賛を受けた。一方、ディアスと戦ったコーナー・マクレガーは、タップをしてレフリーのハーブ・ディーンに試合を止めさせたと批判されている。

ここでまた、タップしないことが賞賛に値するか、という昔からの議論がMMAコミュニティーの中で湧き上がる。

多くの人間から格闘技界の生ける伝説と考えらるヘンゾ・グレイシーは、タップしないことは賞賛に値すると考える。

グレーシーは最近のMMA Hourで語った。「もちろん、タップしないことは相手に対する敬意なんだ。自分よりもずっと優れた相手と戦ったという気持ちを表すことになる。僕らはいつもそんな風に思っているよ。」

遡ること約16年前、2000年8月のPride FC 10で、グレイシーは日本人ファイターでキャッチ・レスリング技術の高い桜庭和志と戦った。その夜、桜庭はグレーシーをアームロックに捉える。それはホルムあるいはマクレガーと同様のポジションで、ただ2つの選択肢はタップするかしないかだった。

その時、グレイシーがタップを拒んだため、桜庭は彼の腕を破壊せざるをえなくなり、MMAで最も忘れられない瞬間の一つが生まれることになった。

グレイシー:「初対戦で桜庭にアームロックを極められたけど、リングを後にした時にすごく嬉しい気持ちだったんだ。なぜかというと自分の心が、靭帯とか体よりも強いってことを確信できたから。心が身体に勝ったんだ。それであの日、自分がサムライだって確信したよ。それまでの人生でずっと、自分だったらタップするだろうか、それともしないだろうかって考えていたんだ。だから、桜庭が僕にくれたものは、これからの人生を通して心の中で大切にできるものなんだ。」

同じ状況を経験したグレイシーは、マクレガーはホルムと同じ道を選ぶこともできたと考える。

「もちろん、マクレガーはタップしないということもできたよ。でもそれは彼次第。もちろん彼は素晴らしいファイターだし、彼の試合は大好きだよ。」

グレイシーは、その試合結果にかかわらず、マクレガーは良いパフォーマンスをしたと評価している。そして、マクレガーがUFCで初めて負けた相手がディアスだったことを嬉しく思っている。

「マクレガーはとても良く戦ったよ。ネイトは体が大きいから攻撃を耐えることができた。それで試合を決めるチャンスが来た時に、もの凄くうまくやったんだ。マクレガーのバックをとってチョークを決めようとしているときも、マクレガーは防御しているんだけど、ネイトは側頭部に完璧なパンチをいれて顎を動かして、すぐに腕をいれて、チョークは完成だ。」そうグレイシーは解説をした。

「ネイトの見事な戦いだったし、それがネイトに起きたことが嬉しいんだ。ネイトよりも上手い選手でもあんな風にならなかったかもしれない。彼と彼の兄貴は驚くべき人間だよ。」

グレイシーは、必ずしも選手にタップをしないようにアドバイスをすることはないが、彼曰く、それは「暗黙の」ルールで、各選手が自分で選択することだという。

「どういう風に人の記憶に残りたいか、その選択だよ。」

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