ダン・ヘンダーソン:マイケル・ビスピンに判定で勝っていたと考える

http://www.mmafighting.com/2016/10/9/13216314/dan-henderson-believes-he-should-have-gotten-the-decision-against

by Dave Doyle @davedoylemma Oct 9, 2016, 6:00a

ダン・ヘンダーソンは、キャリア最後の試合の後、失望していた。しかし、彼自身に失望していたのではない。

46歳の総合格闘技のレジェンドは、土曜の夜、少しだけ勝ちに届かなかった。マイケル・ビスピンとのミドル級タイトル戦、全員一致の判定での負けだった。スコアは、48-47、48-47、そして49-46。

カリフォルニア州テメキュラ出身のヘンダーソンは、イギリス マンチェスターで、仕事を成し遂げるための十分なことをしたと考えていた。

試合の後、ヘンダーソンはレポーター陣に語った。

「全てやりきったし、試合に勝つために必要なことを全てできたと思ったよ。ただ、残念だけど、みんな(ジャッジ)は違う見方だった。」

ヘンダーソンは、1ラウンドを10-8のスコアでものにし、2ラウンドと5ラウンドもヘンダーソンが取り、3ラウンドと4ラウンドが王者のラウンドだったと考える。

ヘンダーソン:「1ラウンドは、フィニッシュしそうだった。本当にもう少しだった。確実に10-8だと思ったけど、まあ何が起こるか分からない。とにかく、おそらく最初の2ラウンドは自分が取って、彼が3、4ラウンドを取ったと思ったから、5ラウンドを確実に取りたいって思ったんだ。テイクダンをして、何発かいいのを当てた。蹴りを受けて腿を少し痛めた一発以外は、試合を通して、本当に一度も効かされていないんだ。」

そして、もちろん、ヘンダーソンは試合後の見た目では明らかに勝っていると考える。試合後、ほぼダメージが残っていない姿のヘンダーソンがレポーター陣と話をする一方で、ひどい状態のビスピンは病院行きとなっている。

ヘンダーソン:「俺の打撃が効いていたのは見るからに明らかだね。だから、少し不満なんだ。このことについて話をするには、家に帰ってビデオを見返して、もう少し知識をつける必要がある。でも、今言ったことが、自分が試合中考えていたことだよ。引き分けで終わりたくなかったし、勝ちたいと思っていた。」

いずれにしても、ヘンダーソンはこの結果を受け入れなければならない。1992年のオリンピック・レスリング代表の彼は、このスポーツで最も偉業を成し遂げた選手の一人として引退をする。数々の偉業。PRIDEでの2階級制覇、UFC 172トーナメント優勝、ストライクフォース ライトヘビー級王者、2011年のヘビー級でのエメリヤーエンコ・ヒョードル戦1ラウンドKO勝ち。

特に思い入れのある偉業について問われ、ヘンダーソンはこう答えた。

「2つだね。多分、PRIDEで2回目にベルトを獲ったのと、昔32人トーナメントで優勝したことが一番だね。この二つが、一番タフな夜だったと思う。見返さないといけないけど、今日の試合のために準備をしてきたから、昔のことを考える暇がなかったんだ。しっかりと準備をしたかったし、感情的になりたくなかった。」

とにかく、最後の試合で全てを出し切ったという思いを胸に、地元南カリフォルニアに向かう。

ヘンダーソンはこう語った。

「エネルギーの全て使って、全て出し切った。今夜自分がやったことに完全に満足しているよ。」

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